陰陽五行活用で健康チェック

2018/03/01
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陰陽五行で健康チェック

陰陽五行とは、古代中国では自然界のあらゆるものを陰と陽に分けました。例えば太陽は陽、月は陰、男は陽、女は陰。この陰陽思想は五行と結びつくことになります。五行は自然界の木‣火・土・金・水の五つの要素で成り立っているもので、五行の行は巡るとか循環すると言う意味だそうです。五つの要素が循環することによって万物が生成され自然界が構成されていると考えられていたわけです。

五行思想には相克と相剋と言うそれぞれの要素同士がお互いに影響を与えているもので、相生は木は燃えて火になる。火は灰になり土になる。土は積み重なって鉱物、金になる。金に水滴が付き水を生む。と言う関係になります。相剋は、水は火に勝ち。火は金に勝ち。木は土に勝ち土は水に勝つ。と言う関係になります。

この五行説は中医学にも取り入れられています。木・火・土・金・水に関係のある臓器や、色、季節などがあり割り当てられています。

五行  木    火    土    金    水

臓器  肝・胆  心・小腸 胃・脾  肺・大腸 腎・膀胱

色   青    赤    黄色   白    黒

季節  春    夏 季節の変わり目 秋    冬

感情  怒り   喜    思    悲    恐

部分  目    舌    口    鼻    耳

木で言えば、怒ってばかりいると肝臓や、胆のうに負担をかけてしまったり、肝臓が疲れていると目の調子が悪くなったり胆のうであれば、白目のところが黄色くなります。このような症状が出たら肝・胆がもしかしたら原因かな?と思って健康チェックをしてみてはいかがでしょうか>また春には青いもの(緑)を意識して食べると良いようです。臓器の中にも陰と陽があり、ぞれぞれの臓器が弱ったときには関連する臓器をケアーすることで健康回復に期待が持てます。